パスタの定番、ジェノベーゼを手作りしてみましょう。とっても簡単につくれます。バジルをフードプロセッサーにかけてすぐに食べられるので市販のパスタソースを使うよりはるかに香り高いジェノベーゼソースになります。本来は松の実を使いますが、胡桃を使うとより香ばしさが加わります。ほかにもアーモンドなどナッツ類であればほかの物を使うこともできます。使うナッツで風味も変わってくるのでいろいろアレンジして楽しんでみてはいかがでしょうか。
目次
材料 2人分
・バジル 20g
・胡桃 15g
・オリーブオイル 大さじ3
・塩こしょう 適量
・パスタ(ロング、ショートはお好みで)
・粉チーズ 適量
作り方
- バジルの葉を茎から外しておく。
- フードプロセッサーにバジルの葉、胡桃、オリーブオイルを入れ回す。
- 2に塩こしょうをし、味を調える。
- 大きめの鍋にたっぷりのお湯を沸かす。
- 4に塩とオリーブオイルを垂らし入れる。
- 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、塩を加える。
- パスタを少し芯が残る程度のアルデンテに茹でる。
- 茹で上がったらザルにあけ、水気をしっかり切る。
- 3と合わせる。
- 仕上げに粉チーズをふりかける。
この料理に合わせるワインは
ジェノベーゼソースはいろいろなワインに合わせることができます。スパイシーな白ワインからリッチでコクのあるタイプの白ワイン。ロゼワインやスパークリングワインも合わせやすいです。中でも私がおすすめしたいワインは辛口の白ワインです。さわやかな若草やハーブの香る白ワインはバジルの香りと調和してより美味しさを引き立てることでしょう。
パパッと作れる本格パスタソース
みなさんはパスタソースの中で何が一番好きですか?ボロネーゼにボンゴレ、ペペロンチーノ、日本独特のものにはたらこソースもありますね。パスタは日本人にも非常に人気です。日本ではスパゲッティを筆頭にロングパスタが主流ですが、パスタには様々な種類があります。ペン先のような形をしたペンネ、蝶の形をしたファルファッレ、貝の形のコンキリエなどはショートパスタに分類され、それぞれ食感が違いを楽しむことが出来ます。ほかにもラビオリのように中に詰め物を入れるパスタもあります。ジェノベーゼソースに合うおすすめパスタはショートパスタのペンネです。スパゲッティよりもソースが絡みやすいので、ソースをたっぷり堪能することが出来ます。
今回はとても簡単に、少ない材料で作ることのできるジェノベーゼソースをご紹介しました。バジルの爽やかな香りが食欲をそそります。ジェノベーゼソースはイタリア・ソグリア州にあるジェノヴァ県で生まれました。実はイタリアでジェノベーゼパスタを頼むとバジルではなく牛肉のソースのパスタが出てくることをみなさんご存知でしたか?実は日本でジェノべーゼソースと呼ばれているものは正しくはペスト・ジェノベーゼというものなのです。イタリアに行かれる際にはご注意を。
このソースは冷凍で保存することが出来ますが、鮮やかな緑色をそのまま保存するのはなかなか難しいです。どうしても変色してしまうので、きれいな緑色のソースを楽しみたいときはパスタに和える直前にソースを作りましょう。