目次
お手軽グリーンカレー
どんな国の料理であっても否定せず、しっかりと自国の食文化に取り入れてしまうのが日本の素晴らしいところ。そんなわけで、インド周辺のアジア圏のソールフード、カレーも今や日本の国民食となっています。
不思議なのですが、たまに無性にカレーが食べたくなるんですよね。さて、そんなカレーなのですがワインとたまには合わせるのも面白いでしょう。
とはいえ、あまりにも辛過ぎるパンチの効いたカレーですと好き嫌いが分かれますし、甘口も子どもっぽ過ぎるという方がいます。
その間をとって、ここでおすすめしたいのがグリーンカレーです。甘いのに辛く、さらにココナッツの風味もあり日本人の舌にも馴染みやすい味わいです。
また、案外辛口のワインとの相性も良くかなりおすすめです。ここでは、手軽に作れるグリーンカレーのレシピとそれに合うワインを紹介します。たまには、手づくりグリーンカレーで食卓をエスニックな雰囲気にしてみましょう。
お手軽グリーンカレーの4人分の材料
日本式のドロっとしたカレーとは違い、タイ系のカレーはさらっとしたスープがポイントです。
また、ワインと合わせるであればタイ米を使うのもお忘れなく。ほど良い固さとジャスミン風の香りがより一層ワインとのマリアージュを爽やかに演出します。蒸し暑い夏の夜など、旅行気分で楽しまれるのもアリですね。
グリーンカレーペースト 市販品
ココナッツミルク 2缶
油 適量
ナス 3本
タイ米 適量
たけのこ 150g
ナンプラー 大さじ3杯
砂糖 大さじ1杯
鶏もも肉 1枚
バジル 3枚
塩こしょう 適量
パプリカ 1/2個
お手軽グリーンカレーの作り方
今日はグリーンカレーが食べたいなぁ、っといった手軽な発想からスタートする今回のレシピ。そのため、市販のグリーンカレーペーストで結構です。
先ず、下ごしらえとしては、ナスの皮を一口大に切っていくところからです。ナスの皮を剥いておけば本格的ですが、皮があっても問題は無いのでお好みで。次に鶏もも肉も一口大に切っていきましょう。
たけのこはクシ切りにお好みの長さに切って行き、パプリカは千切りにします。赤や緑、黄など色鮮やかになるので余裕があればおりまぜるのも楽しいですね。
次に、鍋にサラダ油を入れてナスからじっくりと炒めていきます。ナスは油との相性がとても良く、油を吸って甘みが増すのでナスから炒めます。
次にグリーンカレーペーストですが、先にさらっと炒めておくと香りが出るため、出来た時の香りの良さが違います。ぜひ、試してみましょう。
ナスの入った鍋にグリーンカレーペースト入れて炒めていきます。ある程度香りが立ったら、ココナッツミルクを入れて、他の材料も鍋に入れて煮込みます。30分程度煮込んだら、塩こしょう、バジル、パプリカを入れて10分程度煮込みを続けます。皿にタイ米を敷きつめ、グリーンカレーをかけて完成です。
グリーンカレーに合うワインとは?
甘辛さとココナッツの香りが特徴のグリーンカレー。おすすめは、イタリアのラツィオ州のエスト!エスト!エスト!という白ワイン。
とても爽やかで飲みやすく、テーブルワインとしては最高に楽しめる1本です。辛さというのは温度が高ければ高いほど舌が感じやすいため、できるなら6℃くらいに冷やしても飲むと良いでしょう。
スッキリと甘辛なグリーンカレーの味を受け止めてくれますし、夏場などは相当気持ち良く飲むことができるはずです。ぜひ、お試しください。
まとめ
グリーンカレーにワインとは想像しにくいでしょうが、多くの方はこういったアジア系料理とワインのマリアージュを楽しんでいます。
今回は白ワインでしたが、甘口の赤ワインがアジア系ですとかなり飲まれています。例えば、日本品種であるマスカットベーリーAのワインなどがおすすめです。
糖度が低く、シャープな味わいの辛口のワインだとカレーの辛みとぶつかってしまうので注意してください。
甘口でなければロゼワインともカレーは相性が良いのでおすすめです。
ロゼは、果実味がほど良く残っているので辛口タイプで合わせることができます。
先入観を捨てて、カレーとワインの個性を活かしながらさまざまな料理を楽しむとより幅が広がりますよ。