目次
牡蠣に合うワインランキング
牡蠣の濃厚な味わいと磯の香り、ミルクのような滑らかな舌触りから、最後はちょっとした苦味みたいなものが入り混じる感じが皆さん大好きな方がたくさんいらっしゃるかと思います。
調理方法も、生で食べるのか、はたまた焼いたり、お鍋に入れたりといく通りの方法がありますし、さらには牡蠣自体にも種類がいくつもあるので、1つの食材から色々な楽しみを与えてくれます。
そんな楽しい食材をワインと一緒にお楽しみいただけるようにランキングしました。
どうぞご覧ください。
5位 モンテス・クラシック・シリーズ・シャルドネ
チリの誇るコストパフォーマンスのいいシャルドネは牡蠣に相性抜群です。
フレッシュな果実味をストレートに出したシャルドネなので、わかりやすく美味しいです。
○生産者 モンテス S.A.
○タイプ 白ワイン
○味わい フルーティー
○品種 シャルドネ 100%
○生産地 チリ セントラル・ヴァレー
4位 シャトー・ジレ・ブラン
ボルドー・ブランの歴史的銘醸地で、長い家族経営の安定した基盤で造られるワインです。
爽快さとふくよかなコクを兼ね備えた味わいは、牡蠣のミネラル感を洗い流してくれるイメージです。
レモンを少し絞った生牡蠣なんかは最高のハーモニーです。
○生産者 シャトー・ジレ
○タイプ 白ワイン
○味わい 爽やか
○品種 セミヨン主体、ソーヴィニョン・ブラン
○生産地 フランス ボルドー
3位 ブルゴーニュ・アリゴテ
皆さんはこのぶどう品種をご存知でしょうか。
ブルゴーニュの隠れた名品種です。
親しみやすい酸味とミネラル感は、どんな牡蠣のお料理も完璧に包んでくれます。
○生産者 マトロ
○タイプ 白ワイン
○味わい 爽やか
○品種 アリゴテ 100%
○生産地 フランス ブルゴーニュ ブルゴーニュ・アリゴテ
2位 ジョシュ・ジェンセン・セレクション シャルドネ
「カリフォルニアのロマネ・コンティ」と呼びなのもあるくらいの大変有名な造り手です。
濃厚でクリーミーな牡蠣にはこれくらいのボリューム感が1番です。
焼いたものでも、生牡蠣でもリッチなボリュームが支えてくれます。
○生産者 カレラ
○タイプ 白ワイン
○味わい フルーティー
○生産地 アメリカ カリフォルニア セントラル・コースト
1位 アヤラ ブリュット・マジュール
とあるスペインのバルや市場では、牡蠣とスパークリングワインをスタンディングで楽しむというくらい即効性のある合わせ方です。
牡蠣のミネラル感とスパークリングの相性は、アペリティフには最適なマッチングになっております。
こちらのスパークリングバランスの良さと、果実味の豊富さが何よりも売りのワインです。
店頭で見かけることがありましたら、是非お試しください。
○生産者 アヤラ
○タイプ スパークリングワイン
○味わい すっきり
○品種 ピノ・ノワール40%、シャルドネ40%、ピノ・ムニエ20%
○生産地 フランス シャンパーニュ
まとめ
いかがでしたでしょうか。
必ずしも牡蠣とシャブリが絶対いいというわけではなくて、とりあえず好きなようにがいいかと思います。
上記であげたのはほんの一部ですが、試していただいて損のないワインです。
是非参考にしてみてください。
白菜のお新香に合うワインランキング
食卓の定番のお新香は、小さい頃からよく見るお料理の定番かと思います。
日本ならではの調理方で、大人もお子様もお楽しみいただける、おかずやおつまみとしては、不動のポジションをキープし続けているものかと思います。
地域や、家庭でその味わいは異なりますが、ワインとの相性も悪くないことはご存知でしょうか。
晩酌のおつまみにもなりますし、1度試していただけるようでしたら、下記にランキング形式にしてありますので、気が向いた時に合わせてみてください。
5位 ヴィニウス・オーガニック シャルドネ
リーズナブルで本格的な味わいと評判の南仏の近年注目の生産者です。
手間暇を掛けたオーガニックワイン。
ふくよかなボディと酸のバランスが秀逸なシャルドネなので、少々きつめの味わいのお新香にはバッチリ合いますよ。
○生産者 ヴィニウス ジャン・クロード・マス
○タイプ 白ワイン
○味わい コクあり
○品種 シャルドネ 100%
○生産地 フランス ラングドック・ルーション
4位 トーディ・ビアンコ
イタリア・ウンブリア州でも大変大きなワイナリーです。
フレッシュな酸味と果実味が特徴の爽やかなワインは、飲みやすさも兼ね備えおります。
食事と合わせてこそ美味しさが際立つので是非試してみてください。
○生産者 カンティーナ・トゥデルナム
○タイプ 白ワイン
○味わい フルーティー
○品種 グレケット 50%、シャルドネ 50%
○生産地 イタリア ウンブリア
3位 甲州シュール・リー
山梨県産甲州を100%使用した国産ワインです。
オリに長くつけるシュール・リー製法で造られた、フルーティーでミネラルに溢れる白ワインは、和食との相性が大変よくオススメです。
近年国産ワインも技術の発展に伴い、世界的にも注目の産地の1つです。
見つけたらお試しください。
○生産者 ルミエール
○タイプ 白ワイン
○味わい 爽やか
○品種 甲州 100%
○生産地 日本 山梨県
2位 ムートン・カデ・ソーヴィニヨン・ブラン
ムートン・ロートシルトが造る、ボルドーの基本中の基本の白ワインです。
フレッシュでナチュラルな味わいのソーヴィニヨン・ブランは、このような軽いものと合わせていただくと、ワインと食事の両方が引き立ちます。
こちらに関しては皆さん安心してお飲みください。
○生産者 バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド
○タイプ 白ワイン
○味わい 爽やか
○品種 ソーヴィニヨン・ブラン 100%
○生産地 フランス ボルドー
1位 グリューナー・ヴェルトリーナー・クラシック
オーストリアで造られる大変珍しいぶどう品種のワインです。
カメレオンのように、どんなワインも相性良く合わせられるぶどう品種です。
優れたワインはお新香にも相性いいですし、とにかく迷わず選んでいただきたいものです。
家族経営の暖かさも感じられるオススメの1本です。
○生産者 フーグル・ヴィンマー
○タイプ 白ワイン
○味わい 爽やか
○品種 グリューナー・ヴェルトリーナー100%
○生産地 オーストリア
まとめ
いかがでしたでしょうか。
白ワインの方が断然合わせやすいですし、お新香自体の独特な香りや味わいは決して無くしてはいけないと思うのである程度さっぱりしたものを選んでおります。
また、赤ワインに関しましては少々この場合は難しいかもしれないので、今回は外させていただきました。
よろしければ是非参考にしてください。
バニラアイスに合うワインランキング
食後のデザートは別腹の方もたくさんいらっしゃると思います。
少しオーソドックスですが、簡単に食後、もしくはお口直しに食べられるバニラアイスをワインと一緒にもっと美味しく楽しめることはご存知でしょうか。
バニラアイスとワインの相性もすごくいいんですよ。
小腹が空いた方のためにワインをランキング形式にしたので、チェックしてみてください。
5位 嘉スパークリング・オレンジマスカット
東北を代表するワイナリーのひとつです。
皆さんはオレンジマスカットとといったぶどうをご存知でしょうか。
華やかで香り高い甘口スパークリングワインは、ワイン初心者方でも詳しい方でも美味しくいただけます。
アイスとの相性もバッチリです。
食後の使い方よりもお昼間からお楽しみください。
○生産者 高畠ワイナリー
○タイプ スパークリングワイン
○味わい ほんのり甘口
○品種 オレンジマスカット
○生産地 日本 山形県
4位 モンテス・レイト・ハーヴェスト
チリでは初めての、レイト・ハーヴェストで造られたワインです。
レイト・ハーヴェスト、つまり遅積みということで、通常のぶどうの収穫時期よりも少々遅らせてぶどうを摘み取ります。
ぶどうの糖度が高くなり、その糖度を残すことによってで甘口のワインに仕上がります。
おしゃれに一杯食後にお楽しみください。
○生産者 モンテス S.A.
○タイプ 甘口白
○品種 ゲヴェルツトラミネール 100%
○生産地 チリ クリコ・ヴァレー
3位 キンタ・ド・ボム・レティロ・ポート・20イヤーズ
ラモス・ピントは古い歴史のあるポートワインの老舗ワイナリーです。
酒精強化ワインを牽引してきたポートワインは、適度な甘さと少々高めのアルコール度数が大人の楽しいひと時を演出してくれます。
是非お手にとってください。
○生産者 ラモス・ピント
○タイプ 酒精強化・蒸留酒
○生産地 ポルトガル
2位 シャトー・ギロー
とある雑誌の2008年ベストワイン”100″第4位獲得した高級甘口ワインです。
最高のフィネスとエレガントさを備えた、気品あるワインです。
もはや問答無用のスーパーワインは、お値段も少々高めのものになりますが、世界を代表する甘口ワインの1つです。
もし余裕がございましたら是非お手にとってみてください。
○生産者 シャトー・ギロー
○タイプ 甘口白
○品種 セミヨン65%、ソーヴィニヨン・ブラン35%
○生産地 フランス ボルドー ソーテルヌ & バルサック
1位 シャトー・ド・ファルグ
「ディケム・ジュニア」とも呼ばれ、ディケムと同じ手法で造られる優良ソーテルヌの貴腐ワインです。
徹底した品質管理と最高峰のぶどうの品質からできるワインは、普段甘口のワインを飲まない方でも唸る美味しさです。
こちらも高級ワインですが、チャレンジの価値ありです。
○生産者 シャトー・ド・ファルグ
○タイプ 甘口白
○品種 セミヨン80%、ソーヴィニョン・ブラン20%
○生産地 フランス ボルドー ソーテルヌ & バルサック
まとめ
いかがでしたでしょうか。
甘口が主力になりますが、ほかにも赤ワインはものによっては邪魔せずお召し上がりいただけます。
今回はわかりやすいように甘口で選出しました。
是非参考にしてくださいね。
「カスレ」
カスレはフランスの南西部にあるラングドック地方、ピレネー地方の郷土料理です。地方や作り手によってカスレの中身に少し違いがあります。主に白いんげんとソーセージ、豚肉の塩漬けが入ります。カスレは約100年前の戦時中、カステルノダリーという田舎町で生み出されたといわれています。この街では「カソール」と呼ばれる土鍋が古くから生産されており、その鍋を使ったことから「カスレ」と呼ばれるようになったと言われています。
材料 5~6人前
・白インゲン豆(水煮) 1缶
・ソーセージ 太めのものを2本
・豚ばら肉 250g
・鶏モモ肉 120g
・薄力粉 大さじ2
・タマネギ 50g
・ニンジン 25g
・セロリ 30g
・トマト 100g
・ニンニク 1片
・トマトペースト 小さじ2
・タイム 3枝
・ローリエ 1枚
・白ワイン 100㏄
・ブイヨンキューブ 1個
・水 適量
・オリーブオイル 大さじ1
・塩コショウ 適量
・パン粉 10g
作り方
- 豚ばら肉と鶏モモ肉を一口大の大きさに切って塩を多めに振っておく。
- ソーセージは厚めの輪切りにする。
- タマネギ、ニンジン、セロリ、トマトをそれぞれ1.5cmほどの角切りにする。ニンニクはつぶしておく。
- 白インゲン豆はザルにあけて水を切っておく。
- 1の肉類の水気をキッチンペーパーでふき取り、薄力粉を表面にふる。
- フライパンにオリーブオイルを入れ、強火で肉類とソーセージの表面を焼き固める。焼けたら煮込み用の鍋に入れておく。
- 肉類を焼いたフライパンを少しきれいにし、タマネギ、ニンジン、セロリ、ニンニクを入れて炒める。
- 野菜に火が通ったらトマトペーストを加え、軽く炒める。
- トマトを加える。トマトに火が通ったら白ワインを加え煮立たせる。ワインのアルコールを十分に飛ばす。
- 9を肉を入れておいた煮込み用の鍋に入れ、ひたひたになるくらいの水を加え火にかける。
- ブイヨンキューブとタイム、ローリエを加え、塩コショウをする。肉が柔らかくなるまで2~3時間煮込む。
- 肉が柔らかくなったら白インゲン豆を加え、軽く煮込む。
- オーブンを200℃に予熱する。
- 耐熱のグラタン皿などに移し入れる。表面にパン粉をふるい、オリーブオイルを回しかける。
- オーブンに入れ、5~7分ほどパン粉に焦げ目がつき、カリッとしたらオーブンから出す。
この料理に合わせるワインは…
ラングドック地方の赤ワインはいかがでしょうか。脂の多い料理なので、それに負けないくらいのミディアブボディのもの、タンニンのしっかりしているものなどいかがでしょうか。
色々な町の名物料理カスレ
カスレが名物料理となっている町はカステルノダリーだけではありません。カステルノダリーの北西に位置するトュールーズやカルカッソンヌもカスレが名物料理です。この3つの町は今でも自分の町がカスレの発祥の地であると主張し合っているそうです。トュールーズのカスレには香辛料の効いたトュールーズ風ソーセージが入るのが特徴。カルカッソンヌのカスレにはウズラのコンフィ、カステルノダリーはガチョウのコンフィが入るのが特徴です。
白インゲン豆や豚肉の塩漬け、ソーセージは本来保存食として食べられていました。豚ばら肉は時間があれば前日から塩漬けしておくとより本物のカスレに近づけます。材料に塩分を多く含むものがたくさん使われているので、塩辛くなりすぎないように注意してください。また今回はすでに水煮してある白インゲン豆を使い、手間を省いています。煮崩れしやすいので、白インゲン豆を加えた後は煮込みすぎないようにしましょう。